一度書き出すとどんどんややこしくなったのですこし噛み砕く。
Windows Server 2012 R2 と Windows 8.1 は別のところで書きます。
ここでは、Server サービスと、Workstation サービスの設定をそれぞれ変更します。
※事前にレジストリのバックアップをしましょう。
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① SMB v1 サーバーの削除
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Server サービスの設定を変更します。ファイル サーバー側だと思ってください。
ただし、クライアント側にも管理共有があり、ファイルサーバーにもなりうるので注意。
ファイル サーバーが古いタイプのNAS などで SMBv2 対応していないなら設定しないほうがいい。
また、ドメイン環境次第ではサインイン(ログオン)等できなくなるので全てのPCで同じ設定を行うこと。
【SMB サーバーを、レジストリ で操作する】
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters
値の名前:SMB1 (手動で作成する)
値のデータ:0 (既定値は 1 で有効)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters
値の名前:SMB2 (手動で作成する)
値のデータ:1 (既定値は 1 で有効)
変更後、一度再起動しておく。
再起動後、下のSMB クライアントの設定を行う。
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② SMB v2 クライアントの設定
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WorkStation サービスの設定を変更します。
【SMB v1 クライアントを、コマンド プロンプトで無効化】
・状態の確認
sc query lanmanworkstation
・無効化(コマンドが2つあります)
sc config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb20/nsi
sc config mrxsmb10 start= disabled
・有効化(コマンドが2つあります。失敗した時など、元の状態に戻したい時に使います)
sc config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb10/mrxsmb20/nsi
sc config mrxsmb10 start= auto
【SMB v2 クライアントを、コマンド プロンプトで有効化】
・状態の確認 (有効になっているはずですが、念のため確認する)
sc query lanmanworkstation
・有効化(コマンドが2つあります)
sc config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb10/mrxsmb20/nsi
sc config mrxsmb20 start= auto
・無効化(コマンドが2つあります。失敗した時など、元の状態に戻したい時に使います)
sc config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb10/nsi
sc config mrxsmb20 start= disabled
もし変更していたら、ここでもう一度再起動しておく。
再起動後、SMB v2 の現在の状態を確認しておく。
グループ ポリシーでの変更方法は以下。
https://www.nekoprint.jp/cgi-bin/nekonekodiary/archives/81.html