不具合?
ARCserve Backup で見つかった、恐るべき事実…?
それは「Disaster Recovery Option」で発覚。
スタンドアロンでセットアップした、バックアップサーバ「Server_A」2003stdと
その子である、「Server_B」2008(x64)stdの2台構成での出来事。
<今回の構成>
・「Server_A」にはもちろん、本体の「r12.5」と
「Client Agent」と「Disaster Recovery Option」
をインストール・ライセンス登録をし、
「復旧情報の複製先」を入力した。
・「Server_B」にはもちろん、「Client Agent」をインストールと設定
・「Server_A」側で"子"のライセンス使用登録をした。
・「Server_A」側で「Server_B」のバックアップが出来るように
「マシン/オブジェクトの追加」-「エージェントの追加」をした
<バックアップの保存先>
・「Server_A」は「Server_B」の共有フォルダ[\\Server_B\backup]へ
・「Server_B」は「Server_A」の共有フォルダ[\\Server_A\backup]へ
…とまあ、ここまでは普通。
次、ここもまあ普通に2008の初回フルバックアップを
バックアップサーバから実行。
2008(x64)用「Machine Specific Disk」を作成。
ドライバは2003と違いFDには入らないので[\\Server_A\backup]から
「DRV」「scsidrv」のみ別のFDに入れた。
…ぜんぜんおかしくない。
で、「Machine Specific Disk」/「2008インストール媒体」を使って
リストアしてみる。
作業は順調に進み、CやDドライブのバックアップは問題なかった。
だが!!!ここからが問題の始まりであった!
なんと、「システム状態」のリストアが失敗してしまうのである。
で、ARCserveのログを眺めつつ、原因をたどると
「Volume Shadow Copy」(VSS)であったということだ。
…てなわけでその対策……。
以下のバッチファイルを作成した。
takeown /f c:\windows\winsxs\filemaps\* /a>d:\vss.txt
icacls c:\windows\winsxs\filemaps\*.* /grant "NT service\trustedinstaller:(f)">d:\vss1.txt
これらは所有者やらアクセス権の再設定に使うコマンドなので一応、
どんなことをしているのかがわかるようにログ出力できるようにした。
で、再チャレンジすると無事成功したというお話。