スマホ向け表示

記事一覧

Windows 更新後の自動再起動を防ぐ方法

自動的にWindowsの更新をされてから、
勝手に再起動をされるのを防ぐための設定方法です。(追加しました)
 
Windows 2000, Windows XP, Windows 2003, Windows 2003 R2, Windows Vista,
Windows 2008, Windows 2008 R2, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1,
Windows 10 に対応しています。
 
画像は、Windows 7 を採用しました。Windows 2000/XP/2003 は、表示方法が多少異なりますが、同じ要領で設定できます。
 
※すべて Professional 版以上での対応を確認しています。
  
  
 
☆設定手順
---------------------------------------------------------
① ↓ に置いている ZIP (ファイル11-1.zip) をマウスで左クリックします。
ファイル 11-1.zip

 
 
② "ファイルのダウンロード" というウィンドウが表示されます。
  このファイルを開くか、または保存しますか?と確認されるので、『開く』 をクリックします。
 
ファイル 11-2.jpg
 
※ クリックしたときに "Internet Explorer セキュリティ" ウィンドウが表示される場合があります。
 
  Web サイトで、このプログラムを使って Web コンテンツを開こうとしています: 
  という表示が出たら、『許可する』 ボタンをクリックします。
 
   
③ 開く(許可する) ボタンをクリックし、しばらくすると "wuau" という名前のファイルが表示されます。
  今度はこのファイル『wuau』 をダブルクリックします。
 
ファイル 11-5.jpg 
 ↑ 『wuau』 という表示名のファイルをダブルクリックします。
 
  
④ "開いているファイル ― セキュリティの警告" というウィンドウが表示されます。
  ここで、『実行』 ボタンをクリックします。
 
※ もしここで、 "ユーザーアカウント制御" ウィンドウが表示された場合には、『続行』 ボタンをクリックします。
 
 
⑤ "レジストリ エディター" というウィンドウが表示されます。
  『はい』 をクリックします。
 
ファイル 11-3.jpg
 
  
⑥ 下の写真のように、"レジストリが正常に追加されました。" というウィンドウが表示されれば完了です。
  『 OK 』 ボタンをクリックします。
 
ファイル 11-4.jpg
 
   
⑦ PCを再起動します。再起動が完了すれば終了です。お疲れ様でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
-----------------------------------------------------------
<zipファイルの中身> ☆レジストリーの中身です☆

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]
"NoAutoRebootWithLoggedOnUsers"=dword:00000001
 
 
-----------------------------------------------------------
<レジストリの中身の説明>
※ローカルPC・ドメイン参加PC 共通項目-ココでは、Windows 7 の場合で説明しています。

ローカル コンピューターポリシー
 コンピューターの構成
  管理用テンプレート
   Windows コンポーネント
    Windows Update
 
☆ポリシー名  
スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない
"NoAutoRebootWithLoggedOnUsers"=dword:00000001
0 -> 自動的に再起動する(この設定だとレジストリ追加する意味がない)
1 -> 自動的に再起動しない
 
 
 
 
 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ココで設定できる他のレジストリ項目
 ※上記レジストリ項目に追加すれば設定できます。
<自動更新を構成する>
自動更新を構成する:
"NoAutoUpdate"=dword:00000000
0 -> 更新プログラムを確認をする
1 -> 更新プログラムを確認をしない
 
企業のサーバーなんかでは、"更新プログラムを確認をしない" という設定のところが多いのですが、
ここでは "更新プログラムを確認をする" としています。
 
 
自動更新の構成:
"AUOptions"=dword:00000004
2 -> ダウンロードとインストールを通知
3 -> 自動ダウンロードしインストールを通知
4 -> 自動ダウンロードしインストール日時を指定
5 -> ローカルの管理者の設定選択を許可
 
※ ココを 4 に設定しておかないと、以下のレジストリ項目は意味を成さない。
 
インストールを実行する日:
"ScheduledInstallDay"=dword:00000004
0 -> 毎日
1 -> 毎週日曜
2 -> 毎週月曜
3 -> 毎週火曜
4 -> 毎週水曜
5 -> 毎週木曜
6 -> 毎週金曜
7 -> 毎週土曜 

※ 構成していない場合は、" 毎日 " に設定される。
 
 
インストールを実行する時間:
"ScheduledInstallTime"=dword:00000007
0-24で記述(上記例だと、07:00)

※ 構成していない場合は、" 03:00 " に設定される。
 
 
 
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そして、これらを全てまとめると以下のようになる。 

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]
"NoAutoRebootWithLoggedOnUsers"=dword:00000001
"NoAutoUpdate"=dword:00000000
"AUOptions"=dword:00000004
"ScheduledInstallDay"=dword:00000004
"ScheduledInstallTime"=dword:00000007

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
・Windowsのスケジュール済み自動更新インストール後、自動的に再起動しない
・自動的に更新プログラムを確認
・自動更新を構成する
  インストール日時を指定する
   毎週水曜日・午前4時に更新が開始される
 
というように設定される。